グッバイホエール!
かぐや様、終わっちゃいましたね....こんばんはYAMAでございます。
長らくリアタイ追いかけを放棄していたかぐや様ですが、先ごろ劇場版が公開されたのと原作が完結したのをいい機会と再び原作とアニメを見ておりました。
このウェブログで初めてかぐや様が話題の俎上に載ったのは2020年。
ちょうどコロナが世間を席巻していたころでした。1期放送から1年後。
ちょうど2期を放映していた時期です。
そのころから原作を読み始めて、昨年には待望の3期が放送。
物語は終局へ向かいつつもまだまだアニメは劇場版が公開されるなど、メディアミックス展開を広げていく中で原作の最終回が2022年末になると発表されました。
原作の最終回自体はなんともスッキリしたものでありまして、読了後には爽やかな風が吹き抜けていくような。
そして共に終わってしまったというちょっぴりさみしいものを感じさせます。
ああそうか、これが卒業の感覚か。
アニメの方は劇場版で原作のクリスマス編まで消化しまして。
一部界隈で人気のミコちゃんの「さんぴぃ!?」が映像化です。とてもうれしい。
早く円盤になってくれないだろうか?アマプラ配信でもいいんですが。
映画の方からはなんとなくいったんの区切りを感じさせましたが、まだまだ修学旅行編からクライマックスが残っております。
是非とも残る原作ラストまでの映像化を期待したいところです。
首を長くして待ちましょう。
それにしてもこのPCは常に「かぐや様」を「家具屋様」と変換しやがります。
大体【以下内輪ネタのため削除】
●「長野電鉄2023・冬~N8編成ラストラン~」
長野の鯨、30年の歴史に幕。
長野電鉄では3500系引退を記念して12月24日から1月19日までN8編成引退イベントを行いました。
前回のつづきとなりますが、今回は1月19日。N8編成最終日の様子をメインにお送りします。
前回の記事でも書いた通り、今回の一連のイベントは定期運用とイベント列車、そして貸切団体を募集しての貸切列車の3本が主軸でありました。このうち定期運用は1月17日をもって終了。残る2日間はイベント列車の運行となっています。
そんな長野の鯨のラストデイ、まずは山線区間へと足を伸ばしました。

最終日は山ノ内線に2回入線。
夜の部は信州中野で折り返しなので陽の出る時間のみ湯田中へ向かうことになります。
まずは2022年12月に修繕が完了した夜間瀬鉄橋を渡るシーンから。
綺麗な深緑色の橋梁を渡るのも片手で数えるだけになりました。
かつての年季の入った姿も良かったのですし、むしろこれだけきれいになるともはや模型のような感すら覚えるところではありますが、これもまた差分。綺麗になった後数回だけ、鯨が通ったんだという記録です。

去年はとにかく雪が多かった。
長野だけでなく全国的に多かったのですが、今年と比べると一目瞭然。
年始あたりまでは雪もそれなりにあったようですが、半月でほぼ融けてしまったとのこと。
湯田中で小休止した列車は折り返し山を下ります。

午前のイベントでも夜間瀬鉄橋での撮影者を待つための長時間停車が設定されています。
最終日というところで参加者から送られたという花束が運転台に飾られています。
特段ラストを示す装飾がないなかですが、ささやかながら最期である演出が見られました。

いよいよ最期の山登り。
定番撮影地を外せば人も少ないもの。
りんご畑を横目に湯田中へと向かいます。
何度となく赤く実ったりんごを横目に走った鯨ですが、赤く実ったりんごを見ることなく山ノ内から去ろうとしています。
それにしてもいい天気です。
鯨の卒業に花を添えるような、そんな青空でした。

最後の最後に生まれた案件である須坂表示は夜間瀬鉄橋で。
ここは数多くのギャラリーが集まっておりましたが、キャパも十分。
特段の混乱もなく、例によって別れを惜しむように速度を落としてわたっていきます。

最後の夜間瀬鉄橋渡河。
定期列車では見ることのなかった須坂表示で過ぎ去りました。
ここからは少し先回りして桜沢へ。

前回の記事でも書いた通り、時刻表上は信濃竹原を出ると須坂までノンストップでの運行になっています。ですが、実際には信州中野と桜沢で運転停車がありました。
これを思い出して急遽先回り。長野でも追い出し役となった3000系と離合。
2020年の初導入以来何度となく見ることができたこのシーンも今日で見納めとなります。
陽の出る最後はベタではありますが、朝陽のカーブへ。
最終日とあってかなりの趣味者が集まりましたが、互いに声をかけあって譲り合ってと上手い取り仕切りのおかげもあり、ひな壇を組んで待ち構えます。

沈む夕陽に照らされながら朝陽のカーブを通過していく長電3500系。鯨が見た最後の夕陽です。
多くの人が集まりましたが、ゆえにちょっとした連帯感といいますか、仲間意識すら芽生えていたのでしょう。
通過後には自然と拍手が沸き上がりました。
自分が自分がでなくて、全員で良いものを収めて帰る。
そのためには譲り合いの精神が大切なわけですが、これを万人が共有できればまだまだ鉄道趣味も捨てたものではないんじゃないかなと感じた瞬間でありました。
天気にも恵まれまして、ここらで切り上げて...と思っておりましたが、せっかくの最終日。
最後まで見届けようと須坂駅へ。
須坂ではすでに何人かの趣味者が最期の瞬間に立ち会おうと詰めておりました。
そして20時42分。信州中野から鯨が帰ってきました。

30年間の長旅の終わり。
ラストの装飾もないその姿は、明日も変わらず動きそうに思わせます。
しかしここが長電3500系の終着駅です。

エンド交換の上、最後の入換へ。

留置線側へ移動したN8編成はそのまま長期休車中のN7編成のもとへ。
21時をまわろうという時間になっておりますが、長電伝統のサプライズはここにありました。

N7編成引退イベント以来8カ月ぶりに手を組み4両編成を組成。
さすがに牽引されるN7編成はパンタを下げたままの無動力扱いではありましたが、それでも久々の4両編成には見送っていた趣味者もテンションが上がります。このあと信州中野方へ引き上げて5番線側留置線へN7編成を移動させたあと、N8編成も眠りにつきました。
まさに最後まで見送ってくれた趣味者へ、長野電鉄からの返礼と言わんばかりの思わぬサプライズで最終日、長野電鉄3500系の幕は下りたのでした。
長らく #長野県での捕鯨活動と称して撮影に勤しんでまいりましたが、おかげさまでいろいろな姿を見ることができました。
沿線でもない部外者の人間としては満足できるくらいにはいろいろな思い出があります。
最終日の模様は長野のローカルニュースでも大きく取り上げられまして。
全国ネットでも一部は放送されていたようです。
東京オリンピックに生まれて、東京で30年。
長野オリンピックへ向けて長野にやって来て、そこから30年。
二度目の東京オリンピックを長野で見届けて、60年近い歩みに幕を下ろす。
東京の人にも、長野の人にも愛された車両でありました。
長野県での捕鯨活動もこれで終わり。ではありますが、まだ残っているものがあります。
役目を終えた車両たちが長野電鉄を去っていく。その姿もきちんと記録しようと思います。

最終日の裏番組でL2編成が須坂で解体されていました。
スポットライトを浴びることもなく、ひっそりと、人目に隠れるように。
まだ形のある鯨たちもやがてはこのように須坂を去っていきます。
もう少しだけ捕鯨活動は続けていこうと思っております。
長野はとてもいいところでして。
温泉もあるし、そばは美味しいし、この10年近く通い詰めた中で定期的に行きたくなるようなお店も何件かできました。
鯨がくれた思い出にはこういう鉄道じゃない部分も大部分あります。
たまには鯨に思いを馳せつつ、長野をゆっくり見ていくのも悪くありません。
その時はもう運用を気にする必要もないですしね(笑)
いろんな思い出とともに眠りについた長野の鯨たち。
長電3500系 3600系。本当に長い間おつかれさんでした。
【本記事は予約投稿機能を設定の上、公開しています】
長らくリアタイ追いかけを放棄していたかぐや様ですが、先ごろ劇場版が公開されたのと原作が完結したのをいい機会と再び原作とアニメを見ておりました。
このウェブログで初めてかぐや様が話題の俎上に載ったのは2020年。
ちょうどコロナが世間を席巻していたころでした。1期放送から1年後。
ちょうど2期を放映していた時期です。
そのころから原作を読み始めて、昨年には待望の3期が放送。
物語は終局へ向かいつつもまだまだアニメは劇場版が公開されるなど、メディアミックス展開を広げていく中で原作の最終回が2022年末になると発表されました。
原作の最終回自体はなんともスッキリしたものでありまして、読了後には爽やかな風が吹き抜けていくような。
そして共に終わってしまったというちょっぴりさみしいものを感じさせます。
ああそうか、これが卒業の感覚か。
アニメの方は劇場版で原作のクリスマス編まで消化しまして。
一部界隈で人気のミコちゃんの「さんぴぃ!?」が映像化です。とてもうれしい。
早く円盤になってくれないだろうか?アマプラ配信でもいいんですが。
映画の方からはなんとなくいったんの区切りを感じさせましたが、まだまだ修学旅行編からクライマックスが残っております。
是非とも残る原作ラストまでの映像化を期待したいところです。
首を長くして待ちましょう。
それにしてもこのPCは常に「かぐや様」を「家具屋様」と変換しやがります。
大体【以下内輪ネタのため削除】
●「長野電鉄2023・冬~N8編成ラストラン~」
長野の鯨、30年の歴史に幕。
長野電鉄では3500系引退を記念して12月24日から1月19日までN8編成引退イベントを行いました。
前回のつづきとなりますが、今回は1月19日。N8編成最終日の様子をメインにお送りします。
前回の記事でも書いた通り、今回の一連のイベントは定期運用とイベント列車、そして貸切団体を募集しての貸切列車の3本が主軸でありました。このうち定期運用は1月17日をもって終了。残る2日間はイベント列車の運行となっています。
そんな長野の鯨のラストデイ、まずは山線区間へと足を伸ばしました。

最終日は山ノ内線に2回入線。
夜の部は信州中野で折り返しなので陽の出る時間のみ湯田中へ向かうことになります。
まずは2022年12月に修繕が完了した夜間瀬鉄橋を渡るシーンから。
綺麗な深緑色の橋梁を渡るのも片手で数えるだけになりました。
かつての年季の入った姿も良かったのですし、むしろこれだけきれいになるともはや模型のような感すら覚えるところではありますが、これもまた差分。綺麗になった後数回だけ、鯨が通ったんだという記録です。

去年はとにかく雪が多かった。
長野だけでなく全国的に多かったのですが、今年と比べると一目瞭然。
年始あたりまでは雪もそれなりにあったようですが、半月でほぼ融けてしまったとのこと。
湯田中で小休止した列車は折り返し山を下ります。

午前のイベントでも夜間瀬鉄橋での撮影者を待つための長時間停車が設定されています。
最終日というところで参加者から送られたという花束が運転台に飾られています。
特段ラストを示す装飾がないなかですが、ささやかながら最期である演出が見られました。

いよいよ最期の山登り。
定番撮影地を外せば人も少ないもの。
りんご畑を横目に湯田中へと向かいます。
何度となく赤く実ったりんごを横目に走った鯨ですが、赤く実ったりんごを見ることなく山ノ内から去ろうとしています。
それにしてもいい天気です。
鯨の卒業に花を添えるような、そんな青空でした。

最後の最後に生まれた案件である須坂表示は夜間瀬鉄橋で。
ここは数多くのギャラリーが集まっておりましたが、キャパも十分。
特段の混乱もなく、例によって別れを惜しむように速度を落としてわたっていきます。

最後の夜間瀬鉄橋渡河。
定期列車では見ることのなかった須坂表示で過ぎ去りました。
ここからは少し先回りして桜沢へ。

前回の記事でも書いた通り、時刻表上は信濃竹原を出ると須坂までノンストップでの運行になっています。ですが、実際には信州中野と桜沢で運転停車がありました。
これを思い出して急遽先回り。長野でも追い出し役となった3000系と離合。
2020年の初導入以来何度となく見ることができたこのシーンも今日で見納めとなります。
陽の出る最後はベタではありますが、朝陽のカーブへ。
最終日とあってかなりの趣味者が集まりましたが、互いに声をかけあって譲り合ってと上手い取り仕切りのおかげもあり、ひな壇を組んで待ち構えます。

沈む夕陽に照らされながら朝陽のカーブを通過していく長電3500系。鯨が見た最後の夕陽です。
多くの人が集まりましたが、ゆえにちょっとした連帯感といいますか、仲間意識すら芽生えていたのでしょう。
通過後には自然と拍手が沸き上がりました。
自分が自分がでなくて、全員で良いものを収めて帰る。
そのためには譲り合いの精神が大切なわけですが、これを万人が共有できればまだまだ鉄道趣味も捨てたものではないんじゃないかなと感じた瞬間でありました。
天気にも恵まれまして、ここらで切り上げて...と思っておりましたが、せっかくの最終日。
最後まで見届けようと須坂駅へ。
須坂ではすでに何人かの趣味者が最期の瞬間に立ち会おうと詰めておりました。
そして20時42分。信州中野から鯨が帰ってきました。

30年間の長旅の終わり。
ラストの装飾もないその姿は、明日も変わらず動きそうに思わせます。
しかしここが長電3500系の終着駅です。

エンド交換の上、最後の入換へ。

留置線側へ移動したN8編成はそのまま長期休車中のN7編成のもとへ。
21時をまわろうという時間になっておりますが、長電伝統のサプライズはここにありました。

N7編成引退イベント以来8カ月ぶりに手を組み4両編成を組成。
さすがに牽引されるN7編成はパンタを下げたままの無動力扱いではありましたが、それでも久々の4両編成には見送っていた趣味者もテンションが上がります。このあと信州中野方へ引き上げて5番線側留置線へN7編成を移動させたあと、N8編成も眠りにつきました。
まさに最後まで見送ってくれた趣味者へ、長野電鉄からの返礼と言わんばかりの思わぬサプライズで最終日、長野電鉄3500系の幕は下りたのでした。
長らく #長野県での捕鯨活動と称して撮影に勤しんでまいりましたが、おかげさまでいろいろな姿を見ることができました。
沿線でもない部外者の人間としては満足できるくらいにはいろいろな思い出があります。
最終日の模様は長野のローカルニュースでも大きく取り上げられまして。
全国ネットでも一部は放送されていたようです。
東京オリンピックに生まれて、東京で30年。
長野オリンピックへ向けて長野にやって来て、そこから30年。
二度目の東京オリンピックを長野で見届けて、60年近い歩みに幕を下ろす。
東京の人にも、長野の人にも愛された車両でありました。
長野県での捕鯨活動もこれで終わり。ではありますが、まだ残っているものがあります。
役目を終えた車両たちが長野電鉄を去っていく。その姿もきちんと記録しようと思います。

最終日の裏番組でL2編成が須坂で解体されていました。
スポットライトを浴びることもなく、ひっそりと、人目に隠れるように。
まだ形のある鯨たちもやがてはこのように須坂を去っていきます。
もう少しだけ捕鯨活動は続けていこうと思っております。
長野はとてもいいところでして。
温泉もあるし、そばは美味しいし、この10年近く通い詰めた中で定期的に行きたくなるようなお店も何件かできました。
鯨がくれた思い出にはこういう鉄道じゃない部分も大部分あります。
たまには鯨に思いを馳せつつ、長野をゆっくり見ていくのも悪くありません。
その時はもう運用を気にする必要もないですしね(笑)
いろんな思い出とともに眠りについた長野の鯨たち。
長電3500系 3600系。本当に長い間おつかれさんでした。
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